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0004:ハック&スラッシュは駄目ですか?
プレイング論
TRPGにはハック&スラッシュというプレイスタイルがあります。 ハックスラッシュとは、古典的TRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の頃から確立されているプレイスタイルの一つで、「迷宮に侵入し、モンスターと戦い、宝物を稼いで迷宮から帰還する」というスタイルです。 これは初期のTRPG作品のシナリオではある意味で当然のプレイスタイルでしたが、TRPGが進化し、演技や設定が重要視されるようになってからは、あまり歓迎されない古いスタイルになってしまいました。 それどころか、最近の風潮では戦闘を「TRPGの華」と捉え、戦闘時に綿密な計画と確率分析、「有利さを求めた戦闘オプション」を駆使して戦闘を行う事を「ハック&スラッシュ」スタイルとして「悪い物」と捉え... -
0003:みんなが楽しんでますか?
プレイング論
今度は、プレイヤーについて考えてみましょう。 TRPGはプレイヤーがいなくては始まりません。 ゲームマスターが用意したシナリオを、一つの物語として完成させるのは、他でもないプレイヤーなのです。 プレイヤーには色々なタイプがいます。 例えば、シナリオを引っ張るアクティブなプレイヤー、冷静に「流れ」を把握して上手く行動するプレイヤー、演技の上手いプレイヤー、ただ話を聞いているプレイヤー、ゲームに参加しないプレイヤー等々……色々いますよね。 その色々いるプレイヤーですが、これだけは認められないプレイヤーというのが存在します。 それは、「みんなが楽しむ」事を阻害するプレイヤーです。 確かに、TRPGは「キャラクターが何をしても良いゲーム」... -
0002:そのゲームは演技を必要としますか?
プレイング論
今度はゲームシステムについてのお話です。 TRPGは「演技を楽しむゲーム」です。 (ここで言う「演技」とは「なったつもりで」という類の物を指します) しかし、ゲームシステムによっては「キャラクターの台詞をキャラクターらしく発言する」事が求められる物も少なくありません。 (ここでは「成り切る」と表現しましょう) 私自身は「演技過剰」かつ「いつでもキャラクターの台詞をキャラクターらしく発言する」傾向の強いプレイヤーですが、実は私個人はこのようなタイプのプレイスタイルを求めるゲームはあまり好きではありません。 淡々とした説明口調で「キャラクターらしい言動」を宣言する事も、またTRPGにおける「正しい演技」の一つだと思うからです。 キャラク... -
0001:育ちすぎた冒険者
プレイング論
いきなりハードな話題かも知れませんが……キャンペーンなどをすると、キャラクター達は加速度的に強くなっていきます。 キャンペーン序盤ではまだまだヒヨッコであったキャラクター達も、キャンペーン終盤に至っては世界を救う勇者になっている事でしょう。 こうなると、TRPGは凄く面白くなります。 キャラクター達は最強のドラゴンすらも薙ぎ倒し、世界の危機を何度でも救うでしょう。 しかし何事にも終わりはやってきます。 世界で最も恐ろしいモンスター(例えばドラゴン)を易々と葬るキャラクター達は、すでに「世界の脅威」になってしまっているのです。 ですから、育ちすぎた冒険者は引退しなければなりません。 そう、今度はそのキャラクター達が英雄物語に出て...