TRPGコラム– category –
-
0140:システムの深化によってもたらされるもの
TRPGコラム
TRPGも気づけば結構歴史の古い遊びになってきており、歴史の中でシステムも独自の進化と深化を遂げて、初代のTRPGに比べると今のTRPGシステムは随分変わってきているといえます。 その深化のなかで例えばゲームマスターの負担が減ったり、プレイヤーのプレイアビリティが上がったりして、TRPGという遊びについて「一面を楽しむために必要なコストが下がっている」と言えると思います。 そして必要なコストが下がる分、ギミックに凝ったゲームにしたり、演技に特化したりという余裕が生まれ、より「楽しく遊ぶためのきっかけが増えている」んじゃないかなと思うんですよね。 そういう意味でシステムの進化・深化でもたらされるのは一つが「余裕」であり、もう一つは余裕によって... -
0139:【長文注意】シナリオ作成考
TRPGコラム
TRPGのシナリオを作るにあたって、自分が考える注意点やどうすれば良いシナリオになるかという点について考えてみました。 ネタ自体はTwitterで垂れ流しにした文章が元になるのでもうご覧になった方もいらっしゃるかとは思いますがかなりの加筆修正を加えていますので、よろしければ御覧下さい。 TRPGのシナリオを作成するにあたって、今回は 1)シナリオにおいて解決すべき最終目標を設定する 2)最終目標に到達するために解決すべき障害を設定する 3)クライマックスを設定する 4)シナリオの導入を設定する という形式で作成する事を想定します。 では、4つの項目を順に説明していきます。 1)シナリオにおいて解決すべき最終目標を設定する まず最初にそのシナリオにお... -
0138:ワガママかも知れませんが
TRPGコラム
プレイヤー参加している時に、情報が錯綜した結果スタックを起こし、プレイヤー間で何分作戦会議をしても全く進展がなく、結果として「じゃあ正面から行きましょう」という結論になってしまう事が多々有ります。 主に情報の受け取り方の違いや、まだ情報量が足りない時に多々起きる事象なんですが、GMサイドは何もせずに待っているという事もよくあります。 そうなってしまうと「正面突破」という実に芸のない結果になり、そしてGM側の腹づもりでは正面突破を望んでいない事が重なってシナリオの進行だったりセッションの満足度が足りなくなってしまったりという事がままあるように思います。 私がGMサイドの時は5分くらい紛糾するようだったらGMも作戦会議に参加して「情報足... -
0137:やっぱりキャンペーンの運用って難しいですよね。
TRPGコラム
オンセにしろオフセにしろ、キャンペーンの運営って難しいですよね。 まずプレイヤーの大半が都合のつく日程を組むのが非常に難しいですし、都合つけるのに時間をかけてしまうと前回セッションの内容を忘れてしまうので伏線だったりNPCだったりを綺麗サッパリ忘れられてしまう事もありますし。 学生時代は周囲も皆土日を空けて、あるいは特定の曜日に全員が集まって遊ぶ事ができるのですが、社会人になってしまうとそもそも休日がバラバラだったり仕事の都合で休日出勤になってしまったり、年齢的な問題で身内の不幸が連発したりもするので人を集めるというスタート部分で派手にコケる事がありえます。 そういう意味では社会人がGMをして、他は学生プレイヤーで集めるというの... -
0136:公式NPCについて
TRPGコラム
色々なTRPGのシステムやサプリで「公式NPC」が設定されていますが、これはシナリオフックとして非常に便利ですね。 ただの依頼系セッションでも公式NPCからの依頼とすれば雰囲気が出やすいですし、黒幕系を出す時にでも更にその裏に公式NPCの影を匂わせると雰囲気が出やすいので、大変便利だと思います。 そんな事を言っている私は公式NPCはゲームに出さない方です。 なぜかと言うと、同じ公式NPCに対して各プレイヤーで認識が違う可能性がある事と、プレイヤーによっては公式NPCが怪我したり死んだりするのを嫌う人がいるからです。 それを考えると、普通にNPCを出して、そのNPCの個性をロールプレイした方がよっぽど早いなぁ、と思う事が多いんですね。 (公式世界とプレイ... -
0135:Munchkin is dead?
TRPGコラム
ふと思った事を書いてみます。 最近のシステムは戦闘時のオプションを選択して購入する形式のシステムが多いので、逆にマンチキンと呼ばれるプレイヤーはいなくなってきたんじゃないかな、と思います。 (あくまで誇大妄想ですが……) どういうことかというと、昔マンチキンと呼ばれたキャラクター作成傾向が、今では当たり前になってきているのではないかと思うんですね。 そういう意味で、システムがマンチキン寄りになってきたので、「マンチキンが当たり前」=「あえてマンチキンと呼ぶ必要がない」という方向に進んでいるのではないかと考えたりしてます。 まあ、あくまで和マンチの話で、洋マンチは発生しうるんですけどね……。 もうちょっとまとまったら自分のサイト... -
0134:バレるネタ取りは避けて欲しいです。
TRPGコラム
※あくまで個人的な感想です※ TRPGではシナリオ作り・セッションのハンドリングとGMさんに色々な負担がかかっているので、普段はできるだけGMさんの意図を汲むように、できるだけGMフレンドリーにプレイしているつもりなんですが、GMさんには一つだけ勘弁して欲しい事があります。 シナリオのネタを何かから拾ってくるのはいいんですが、特にファンタジー小説からネタを拾ってきてひねりもなくそのまま提供するのは勘弁して欲しいです。 無論、ネタが読めてもそれをバラしたりはしないですし、普通にPCとして行動宣言はするんですが、どうしても「シナリオを楽しむ」というよりは「このネタをどうヒネって来るか」に思考がシフトしてしまうので、ヒネりなしで終わると物凄い空振り... -
0133:ダイスと口プロレス
TRPGコラム
物凄くぶっちゃけた話なんですが、自分がTRPGをプレイしていて楽しいな、と思う事って、「ダイスを振る」事と「より良い結果を得るべく他PCを巻き込んでGMと口プロレスする」事だと気づきました。 ロールプレイも情報収集も全ては後に来る「何かの判定」でより良い修正を得てダイスロールに望むべくやっている事だったりするんですね。 (そういう意味ではただのマンチだと思いますが) ただ、自分が何を楽しむ人かをわかっていると、他プレイヤーとかけあいながら「自分の楽しみ」をそれなりに拾っていける(他プレイヤーやGMに迷惑をかけない程度で)ので便利だな、と思います。 また、その考えを応用して他プレイヤーが何に楽しみを見出しているかを推測して、他プレイヤー... -
0132:システムの選び方
TRPGコラム
ふと思ったのですが、最近のTRPGは色々と特殊な設定があったり遊び方に推奨のプレイスタイルがあったりと幅が広がって来ていますので、TRPGシステムを購入する際には「それが自分にあっているか」を十分に吟味する必要がありそうです。 では、どうやって吟味するかというと、これはもう口コミの力を信じるしかないと思います。 例えばTRPG同好の士が集まっているSNSやコミュニティでの評判を見るですとか、Amazonなどで情報を収集するですとか、リプレイが発行されているものであればシステムを購入する前にリプレイを読んでみるなど、兎に角事前に情報を収集する事が良いのではないでしょうか。 無論、出ているTRPGを片っ端から購入するというお大尽かつ漢らしい方法もあると... -
0131:D100下方ロールについて思う事。
TRPGコラム
ケイオシアムベーシックなどで良くお目にかかる「D100」ロールですが、成功率が直感的にわかってとても便利ですが、「対抗ロール」という概念を入れるととても面倒臭くなります。 <対抗ロールの方法> ・互いが1回だけロールする (引き分けが大多数になる) ・互いがロールをして、片方が失敗するまで続ける (何度もダイスを振るので面倒) ・成功率からダイス目を引いて「成功度」を出して比べる (2桁の引き算なので暗算が大変) ・成功した場合、ダイス目を2D9(0は0として扱う)で足して「成功度」を出して比べる (下方ロールなのにダイス目は大きくないといけないので分かり辛い) ここで思いついたんですが、D100ではなくD99(00をゼロと読む)にして、判定に成功...